水面下で繰り広げられる「乗り換え戦争」

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先日、幼稚園の園長先生とお話する機会がありました。

どうやら「違う町で宣伝活動をする幼稚園」のことが気に食わないらしく、
愚痴といいますか、はやいハナシが「けしからん」ということらしいです。

幼稚園には公立小学校のような学区制限がないため、
隣町の幼稚園に通わせることも自由。
ゆえに、幼稚園同士は互いの縄張りを侵さないために、所在地以外の
広告宣伝活動をお互いに行わないよう、取り決めを行っているのだそうです。

いわば、暗黙の了解、お約束、紳士協定であり、
仁義ある縄張り争いといったところですが、
件の幼稚園はその「掟」をチョイチョイ破るらしく、やり玉に挙がっているようでした。

このお話し、部外者のわたしにはどっちが悪いのか分かりませんけれども、
民間企業…たとえば建築業や不動産業などの容赦ないシェア争いに比べれば、
ある意味、ヌルい業界だなぁと言われちゃいそうですが、こうした「突然」は
どんな業界にも起こり得るものなのですよね。

たとえばプロパンガス(LPG)
世間一般ではまだまだ認知が進んでいないそうですが、
プロパンガスは、契約する先が選べるようになっています。

わたしも当時は知らなかったのですが、たとえば引っ越しした先がLPGだと、
そのエリアを管轄しているガス会社に連絡して、ガスの開栓作業なり契約なりを
行いますよね。もう、それが当たり前だと思っていました。

ところが、規制緩和や自由化の波にしたがって、
契約する先を自由に選ぶことができるようになっています。
というより、ガス会社が自由に参入できるようになったのです。

そのため、携帯電話や光回線と同じような「乗り換え戦争」が
水面下で繰り広げられています。これに戦々恐々としているのが、
長らくわが世の春だった地域密着型のLPG供給会社。
かんたんにいうと、こうした乗り換えができるということを、
既存の契約者に「知られたくない」わけですね。

都市ガスに比べると年々利用世帯が縮小傾向にあるLPGですが、
災害に強い備蓄用エネルギーとしても注目されているだけあって、
世間一般に広く知られてしまうのも時間の問題。

こちらは幼稚園の縄張り争いは違って、
まさに問答無用の「仁義なき戦い」ということになります。

法律や環境の変化によってすべてが一変してしまう。
わたしはこうした現象を『市場細分化の法則』と称しています。
あらゆる企業が免れえない成り行きですが、
だからこその備え方や生き残り方法があると思います。

チャンスになる企業もあれば、ピンチになる企業もある。
その違いはどこにあるのか?どう乗り切っていけばいいのか。
そうした「戦略づくり」「根本的な考え方」を考えてゆく
時期に来ているのではないでしょうか。

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